行政書士としての開業準備

独立事務所での行政書士開業について

行政書士は、自宅の一室（自宅兼事務所）でも開業することができるため、収入が安定するまでは、「自宅兼事務所」で開業される方が多いようです。

しかし、信用面や立地条件等、事業を発展させるという視点で考えれば独立事務所にはかないません。

たしかに、独立事務所を構えるには、事務所を借りるための初期費用や家賃等の維持費用が自宅兼事務所以上にかかりますが、それ以上のメリットがあることは事実です。

独立事務所のメリット
・自宅兼事務所よりも信用される。
　（見込み客の多くは、事務所を確認した上で、依頼する傾向があります。）
・動きやすい場所を選ぶことが出来るため、業務に無駄が出ない
・喫茶店等で打合せをしなくてよいので、相談者のプライバシーを守ることが出来る
・自宅兼事務所に比べ同業者や他士業の方が気軽に立ち寄ってくれるため業務のやり取りに発展する機会が増える
・スタッフや補助者を雇いやすくなるため、事業を拡大しやすい

「事務所」は単に仕事をするだけの場所ではありません。

行政書士という事業を成長させる大切な場所でもあります。

開業時だからこそ、信頼される事務所を構えるべきです。

そして、早期に顧客を獲得し、事務所の経営を軌道に乗せる。

これが、ベストな選択ではないでしょうか。

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