成功者からのアドバイス

書店に並んだ書籍にも行政書士で稼ぐヒントがあります。

最近は、アマゾン等のネットショップで本を購入することが多いので、書店に行く機会が以前より減りましたが、月に数回は、市内の大型書店と、政府刊行物を取り扱う書店に行くようにしています。

本を購入するという目的のほか、仕事に繋がるヒントや仕事に活かせるヒントを探すためです。

そんなものは、ネットで簡単に調べられるんじゃない？

そう思われるかもしれませんが、実は、ここに落とし穴があります。

ネットでは、自分が「知りたい（関心がある）」情報は、比較的簡単に入手出来ますが、関心の無いことは、ニュースサイトやメールマガジン等でそのことに関心を持つまでは、なかなか入手できないのです。

ところが、大型書店や政府刊行物を取り扱う書店に行き、本棚に並んだタイトルを見れば、おのずと目に入ってくるため、「あれっ、この分野の本が増えたな」、「ニーズがあるのかな」といったヒントに気付くことができます。

何気なく本のタイトルを見ていても気付くことはできませんが、行政書士業務に直結しそうなヒントを探すという意識でタイトルを見れば、ヒントが見つかることが多いのものです。

タイトルだけではなく、行政書士の業務範囲に関連する書籍は、必ずチェックします。

独立開業系の本、会社設立の本、営業許可の本、遺言相続系の本・交通事故の本・日常生活のトラブルに関する本・・・いわゆるハウツー本です。

断っておきますが、これを手本に仕事を覚えるためではありませんよ。

ハウツー本の知識で仕事が出来るほど甘い世界ではありませんから・・・

では、なぜチェックするのかと言えば・・・

これらの本の中には、自分が思ってもいない切り口で、非常にわかりやすく説明がなされたものがあります。

こういう本は、相談者への対応時に役立てることができますので購入します。
（自分なりにアレンジして、資料等を作成するとよいでしょう。）

また、読者が誤った解釈をしそうな記事のあるハウツー本も購入します。

実際相談を受けていると、説明した後、「先生は、そう言われるけど・・・私が読んだ本には、こう書いてあったよ」というケースが多々あります。

本を読んで、自分に都合のよい解釈をしているケースです。

経験上、読者が誤った解釈をしそうな記事というのもわかるようになってきたので購入しストックするようにしています。

こうしておけば、実際にその本を提示して、「確かに、この本にはこう書いてあるけど、これは、〇〇なので、このケースにはあてはまらないですよ」等と説明できるからです。

忘れてはならないのは、ハウツー本のレベルチェックです。

ネットで簡単に入手できる情報もそうですが、ハウツー本に書かれているレベルの内容は、相談者が勉強しているケースが多いので、しっかりチェックです。

ハウツー本を読んでいるな相談者に、切り口を変え、ハウツー本以上に分かりやすく説明しなければならないこともあります。

当然、ハウツー本に書かれているレベルの相談に対応できなければ、プロとして失格ですよ！

相談者のレベル等を知る意味でもハウツー本のレベルチェックは必要になります。

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