行政書士開業経験者からの一言

行政書士事務所の開業時からリスクを分散させる工夫をしましょう。

行政書士事務所を経営するうえで大切なリスクの分散とは？
経営の危機を回避するために必要なリスクの分散とは？

行政書士に限らず、事業を始めるからには、リスクの分散が必要になります。

行政書士事務所の「リスクの分散」についてよく知られていることと言えば、取扱業務に関するものだと思います。

あまりにも取扱業務が少なかったり、偏った範囲の取扱業務である場合は、その業務の根拠法が改正され、手続きが簡素化されたときには、仕事が激減する可能性があります。

法改正が無くても、同じ取扱業務の同業者が一気に報酬を下げたら、少なからず影響があると言えます。

今は、行政書士事務所における「リスクの分散」の必要性について、ネット等で目にする機会が多くなりましたので、開業時より複数の柱となる業務を持つための準備を行う等、いくつかの対策をとられている方も多いようですが、万全とは言えない状態でそれに満足されている方も見受けられます。

なぜなら、士業の世界で生きていくための肝心な部分についての「リスクの分散」がなされていないからです。

現に私の周りの行政書士の大半は、その肝心な部分についての「リスクの分散」をされていません。

なぜ、私がこのようなことをあえて書くのかと言えば、私自身が、その肝心な部分についてのリスクを分散していなかったがために、しばらく仕事を受けることができなくなり、経営面での窮地に追い込まれたことがあるからです。

ご存知のように、士業の世界には、・・・

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